今日の通しを終えて
演出寺十さんがよってきて
「直したいところあるけれど・・・」
さすがに
「もう、おまかせします!もう、すべて」と
とっさに答えた私
そりゃ、作家としては付き合いたいところだけれど
もう、無理
さすがに
一昨日からの演出に指定された本直しで徹夜
ずっと続いた稽古の集中力が
身体のなかでプチッと昨日あたり切れちゃった
早くから
役者に集中したいってお願いしていたけど
そりゃねぇ
作家らしき人が
稽古場にいると
みな、聞きたいことは山ほどだと思う
また
今回のメンバーはみな
よい方ばかりだから
作家をたてようとしてくれる
本当に身体が二つあればいいと真面目に思う。
注文に答えて書き直せば
作家は満足するけど
その時間、役者に身体が受け渡せないこのジレンマ
だからもう
「おまかせします!」って叫んじゃった
そうしたら
「そうだよね、ごめんごめん」と言ってくれた
よかった
でも、こんなことを語れたり
色々、悩んだり出来るのはいい現場だと思う
裏表のない現場っていい
あとは役を身体になじませたい
それはやっぱり回数
何回もその役を体感できないと
これは、帰り道一緒になった有馬さんの受け売りだけど
私も本当にそう思う
特に私は不器用だから特に
なじんでくると
そこに何かが生まれる
今回はそのなじませる時間が
なかなかないタイトなスケジュールだから
そこを克服しなくっちゃ
そりゃま、だって、忙しい人ばかりをよんだんだから
当たり前っちゃ、当たり前
また作品にしても
初めての作風だったから
やはり羽衣の立ち上げの時と同じような苦労がつきまとう
毎日寝られないのも同じ
でもこういうときって必ず、いいものが出来る時って
匂いは本当に感じる
今は産みの苦しみ
この苦しみをとおらなくっちゃ
何も前にはすすまない
KAORI
7/23〜8/1
G-up presents『猿』
作…秋之桜子
演出…寺十吾
チケットのお申し込み☆詳細は
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