ウッディシアター中目黒10周年記念提携公演
Msquare's company(エムスクゥェアズ・カンパニー)
「ウェルカム・ホーム!」鷺沢萠戯曲集「ばら色の人生-La vie en Rose-」内(作品社刊)を、観にいった。
鷺沢萠さんの事は知らない方は
『こちらをご覧下さい』
私もこの死に対しては
とても、ショックをうけ
とにかく、早すぎる「死」をした彼女
そんな鷺沢萠さんのお芝居を
羽衣が日頃お世話になりっぱなしの
(今年も10月にやりまっせ~~)
ウッディシアターさんの森脇 恵さんがプロデュースするという…
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見終わった後
これはある意味
現実として
「こういうことがあるのよっ」
ってメッセージ性よりも
「こういう夢の世界を作ろうよ」
って、萌さんが言ってる気がした。
なんとも
暖かい涙が出た。
あの事件があって
人種の問題がいろいろとりざたされている中
このお芝居をみれてよかったと思う。
今日朝テレビの中で、アメリカ人の女性のコメンテーターが言っていた言葉を
このお芝居をみながら思い出していました。
「日本人は、その人の性格・収入・家柄…その個人の持ち物で差別する。差別が個人的だ。でもアメリカは、もっと大きなことで差別する。それは人種。その個人がどんな人間かは関係ない。白人以外はみとめない人たちにとっては、どんな人間だろうと差別の対象になるんです」
この二つの差別感
どっちが重く
どっちが辛いんだろう
差別された人にとって。
このお芝居には
差別のない夢の世界が描かれている
これを伝えたかった人がなくなったことは痛い。
そしてこういうお芝居は
甘い、甘すぎる
の、かも、しれないけれど
これをコメディにして笑わせながら
伝えていることが
私はすごいなぁって思うの。
(おもくなっちゃっちゃ~駄目だよね!!)
役者さん皆さんもとてもいきいきとしてらして
この作品を大切にしている気持ちが伝わりました。
こういうの観ると
役者としては、うらやましい!!わ~~。
ただ、一つだけ
萌さんに聞きたかった。
主人公の女の子だけが
「生きていくうえでの本当にホントの苦しみ」を
持ってないと思ったのは、
私だけでしょうか?
だって
本当にささいな事で甘えているのは
彼女だけのような気が…。
それは
やっぱり
それは日本が平和だと言うことを
書きたかったのですか?
それとも
離婚した家庭に育った
私のうがった考え方なのかしら?
でも
でも
森さん
役者のみなさん
演出家の小林さん
そして鷺沢さん
素敵な時間をありがとうです。
公演は明日までみたいですけど…
どうなのかな?
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